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​インバータ・キットを
動かす(Arduino版)

 CQブラシレスモータを駆動するための電子基板「インバータ・キット2」は、制御用のマイコンとしてNUCLEO(STマイクロ)を搭載しています。本項では、NUCLEOの代わりにArduino UNO R4を搭載する方法を解説します。

 従来のNUCLEO版の内容はこちらをご覧ください。

本項の対象となるキット

●ブラシレス・モータ&インバータ・キット2H ハイグレード・セット
●ブラシレス・モータ&インバータ・キット2H エコノミー・セット

●CQブラシレス・モータ製作キット 部品セット1

●インバータ2(ハイグレード)

​●インバータ2(エコノミー)

1. ハードウェアの準備

​●変換基板の準備

​ Arduino UNO R4は従来のキットが想定しているマイコンではありません。​

 変換基板を用意するには、本ページで配布している「ガーバー・データ」を用いて基板製造を行うか、CQ出版社から配布されるものを入手していただく必要があります。​

​ インバーター・キット購入者に限り、このプリント基板を無償で提供しております。
 お申し込みは supportinter@cqpub.co.jp まで、郵便番号・住所・氏名を明記してご連絡ください。
​​

追加1.jpg

Arduino UNO R4 MINIMA

Arduino_board-768x1024.jpg

Arduino UNO R4用の変換基板

​●変換基板のはんだ付け

​ 基板に実装する部品リストは以下の表の通りです。基板とは別に各自ご用意ください。

型式・仕様
部品
シンボル
個数
秋月電子通商の品番
Arduino UNO R4 MINIMA
制御用マイコン・ボード
1
118114
1/4W 4.7KΩ 5%
リード付き抵抗器
R1~R6
6
125472
2×40 ピン・ヘッダ
ダブル・ピン・ヘッダ(折って使用)
1
100082
1×40 ピン・ヘッダ
ピン・ヘッダ(折って使用)
1
100167
AZ1084CD-5.0TRG1
5Vレギュレータ
IC1
1
117599
10μF
コンデンサ(SMDも可)
C4
1
108155
22μF
コンデンサ(SMDも可)
C2
1
108156
0.1μF
SMD積層セラミック・コンデンサ
C1, C3
2
113374

​ 実装する基板の電気図は以下の通りです。

r4-1024x848.png

​ はんだ付けを行った後の変換基板は以下のようになります。

1747289755273-768x1024.jpg

基板を​上から見た写真

C2、C4のコンデンサは

SMDとリード付きどちらでも

​使えるようになっています

​基板を下から見た写真

インバータ・キット2に

接続するための

NUCLEO互換​ピン・ヘッダ

​●変換基板の装着

​ Arduino UNO R4と変換基板を組み合わせ、それをさらにインバータ・キット2に取り付けます。Arduino UNO R4はUSB Type-Cコネクタにアクセスできるので、そのままソフトウェアの書き換えを行えます。

Arduino UNO R4を変換基板に

合わせた写真

Arduino UNO R4を上下逆さまに

​取り付ける

1747289755260-768x576.jpg

変換基板をインバータ・キット2に

合わせた写真

従来品ではNUCLEOがある箇所に

Arduino UNO R4+変換基板を取り付ける

2. 開発環境の準備

​ ​本項では「Arduino IDE 2.3.7 Windows Win 10 or newer(64-bit)」による説明を行います。

​ 以下のリンクに示すArduinoの公式サイトから、Arduino IDEのインストーラをダウンロード​します。

Arduino 公式サイト:

https://www.arduino.cc/en/software/#ide

 ダウンロードした.exe形式のファイルを開き、表示に従ってインストールを​​行います。

 

 [同意する(A)]→[次へ(N)]→[同意する(A)]→[インストール]→(インストール)→[完了(F)] と選択していき、問題が無ければArduino IDEが起動します。

スクリーンショット 2025-12-23 142009 - コピー.png
スクリーンショット 2025-12-23 151425.png

3. ソースコードの読み込み

​ 以下のボタンから、インバータ・キットのソースコードをダウンロードしてください。

​​ ダウンロードしたソースコードを解凍した後、Arduino IDEの[File]メニュー → [Open...] → 解凍したフォルダの中にあるソースコードのファイル(.ino形式)と選択していってください。

​ 以上の手順で、ソースコードを閲覧することができるようになります。

スクリーンショット 2025-12-23 151824.png

4. プログラムの書き込み

●PCとArudino UNO R4の接続

​ PCとArduino UNO R4をUSBケーブルで接続したことを確認してから、Arduino IDEの画面上部にある[Select board ▼]をクリックします。

1000056466.jpg

​ 正しく認識されていれば、[Arduino UNO R4 Minima]など接続したArudinoの機種が表示されます。

スクリーンショット 2025-12-23 153011.png

​​ 画面下に警告文が出てくるので、[YES]を選択して関連ソフトをインストールします。

スクリーンショット 2025-12-23 153139.png

●プログラムの検証と書き込み

​ 一連の作業が終わったら、Arduino IDE左上に表示されているチェックマーク(✓)をクリックしてください。

 正しく動作すれば、​しばらくした後Outputの欄に写真のような白い文字が表示されます。

​ ここで全く別の文字が出たり、×マークの警告が出ている場合は何らかの問題が発生しています。

スクリーンショット 2025-12-23 154214.png

​ チェックマークで問題が無ければ、チェックマークの隣にある右矢印(→)マークをクリックしてください。

 Outputの欄に Done! という表示が確認できれば、プログラムの書き込みは完了です。

制御プログラムを書き換える

 電力効率の良い走行を実現するためには、制御プログラムを別のものに書き換える必要があります。

 

 書籍やWebサイトなどで情報を収集し、比較実験をしてみましょう。

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