
インバータ・キットを
動かす(Arduino版)
CQブラシレスモータを駆動するための電子基板「インバータ・キット2」は、制御用のマイコンとしてNUCLEO(STマイクロ)を搭載しています。本項では、NUCLEOの代わりにArduino UNO R4を搭載する方法を解説します。
従来のNUCLEO版の内容はこちらをご覧ください。
本項の対象となるキット
●ブラシレス・モータ&インバータ・キット2H ハイグレード・セット
●ブラシレス・モータ&インバータ・キット2H エコノミー・セット
●CQブラシレス・モータ製作キット 部品セット1
●インバータ2(ハイグレード)
●インバータ2(エコノミー)
1. ハードウェアの準備
●変換基板の準備
Arduino UNO R4は従来のキットが想定しているマイコンではありません。
変換基板を用意するには、本ページで配布している「ガーバー・データ」を用いて基板製造を行うか、CQ出版社から配布されるものを入手していただく必要があります。
インバーター・キット購入者に限り、このプリント基板を無償で提供しております。
お申し込みは supportinter@cqpub.co.jp まで、郵便番号・住所・氏名を明記してご連絡ください。

Arduino UNO R4 MINIMA

Arduino UNO R4用の変換基板
●変換基板のはんだ付け
基板に実装する部品リストは以下の表の通りです。基板とは別に各自ご用意ください。
実装する基板の電気図は以下の通りです。

はんだ付けを行った後の変換基板は以下のようになります。


基板を上から見た写真
C2、C4のコンデンサは
SMDとリード付きどちらでも
使えるようになっています
基板を下から見た写真
インバータ・キット2に
接続するための
NUCLEO互換ピン・ヘッダ
●変換基板の装着
Arduino UNO R4と変換基板を組み合わせ、それをさらにインバータ・キット2に取り付けます。Arduino UNO R4はUSB Type-Cコネクタにアクセスできるので、そのままソフトウェアの書き換えを行えます。

Arduino UNO R4を変換基板に
合わせた写真
Arduino UNO R4を上下逆さまに
取り付ける

変換基板をインバータ・キット2に
合わせた写真
従来品ではNUCLEOがある箇所に
Arduino UNO R4+変換基板を取り付ける
2. 開発環境の準備
本項では「Arduino IDE 2.3.7 Windows Win 10 or newer(64-bit)」による説明を行います。
以下のリンクに示すArduinoの公式サイトから、Arduino IDEのインストーラをダウンロードします。
Arduino 公式サイト:
https://www.arduino.cc/en/software/#ide
ダウンロードした.exe形式のファイルを開き、表示に従ってインストールを行います。
[同意する(A)]→[次へ(N)]→[同意する(A)]→[インストール]→(インストール)→[完了(F)] と選択していき、問題が無ければArduino IDEが起動します。


4. プログラムの書き込み
●PCとArudino UNO R4の接続
PCとArduino UNO R4をUSBケーブルで接続したことを確認してから、Arduino IDEの画面上部にある[Select board ▼]をクリックします。

正しく認識されていれば、[Arduino UNO R4 Minima]など接続したArudinoの機種が表示されます。

画面下に警告文が出てくるので、[YES]を選択して関連ソフトをインストールします。

●プログラムの検証と書き込み
一連の作業が終わったら、Arduino IDE左上に表示されているチェックマーク(✓)をクリックしてください。
正しく動作すれば、しばらくした後Outputの欄に写真のような白い文字が表示されます。
ここで全く別の文字が出たり、×マークの警告が出ている場合は何らかの問題が発生しています。

チェックマークで問題が無ければ、チェックマークの隣にある右矢印(→)マークをクリックしてください。
Outputの欄に Done! という表示が確認できれば、プログラムの書き込みは完了です。


